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痴漢で逮捕されたら?広島で弁護士に相談すべき理由と解決のポイント

2025.11.18 弁護士コラム

広島市内の電車やバス、あるいは繁華街の人混みで突然「痴漢された」と声を上げられ、警察に連れて行かれる――。そんな場面に直面すると、誰でも冷静ではいられません。

「やっていないのに、なぜ自分が?」
「家族や職場に知られたら人生が終わるのでは?」
「すぐに釈放されるのか、それとも長く拘束されるのか?」

不安や恐怖で頭がいっぱいになりますが、その場の対応を誤ると、無実であっても不利な立場に追い込まれてしまいます。
広島で痴漢事件に巻き込まれた場合、まず必要なのは 一刻も早く地元の弁護士に相談すること です。

広島での痴漢事件の特徴と逮捕の流れ

広島県でも、痴漢行為は 「広島県迷惑防止条例」 や刑法に基づいて処罰されます。逮捕後の流れは全国共通ですが、地域特有の事情もあります。

逮捕の典型的な流れ

  • 電車(広電・JR山陽本線など)での現行犯逮捕
  • バスや繁華街(八丁堀、紙屋町など)での通報 → 警察官による逮捕
  • その後、警察署(広島中央署・南署など)に連行され取り調べ

広島の事情

広島市内は通勤・通学で利用者が多く、朝夕のラッシュ時には身動きがとれないほど混雑します。そのため「誤解」や「勘違い」による逮捕が起こりやすい環境でもあります。

また、広島市以外の地域でも、電車やバスの利用者が多い福山・呉・東広島などで痴漢トラブルが発生しています。

痴漢で逮捕されたときに直面するリスク

痴漢で逮捕されることは、単なる「一時的な拘束」では終わりません。大きく分けると次のようなリスクがあります。

法律上のリスク

広島県の迷惑防止条例違反で有罪となれば、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることがあります。再犯であればより重い処分を受ける可能性もあります。

社会的信用の喪失

地元企業や学校に逮捕の事実が伝われば、懲戒処分や退学処分になるケースもあります。「広島で痴漢逮捕」という報道がなされれば、名前が出なくても地域社会に噂が広がってしまうことがあります。

家族への深刻な影響

広島は地域社会が比較的コンパクトで、近所付き合いや親戚とのつながりも濃い傾向があります。そのため「痴漢で逮捕された」という事実が知られると、家族や親族全体に大きなダメージが及びます。

広島で痴漢逮捕されたときにやってはいけないこと

逮捕直後は混乱しがちですが、以下のような行動は絶対に避けるべきです。

  • 警察の取り調べで軽率に認めること
    「早く帰れるかもしれない」と思って認めてしまうと、取り返しがつきません。
  • 自分だけで何とかしようとすること
    一人で被害者と示談交渉するのは現実的に不可能ですし、かえって不利になります。
  • 家族や会社に隠して放置すること
    広島は地域社会が狭いため、隠そうとしてもいずれ伝わります。早期に対策を取るほうが賢明です。

広島で弁護士に依頼するメリット

痴漢事件で弁護士に依頼することは、決して特別なことではありません。むしろ未来を守るために必須の行動です。

早期釈放の可能性を高める

弁護士がすぐに接見(面会)し、裁判所に勾留を避けるための意見書を出すことで、早期釈放の可能性が高まります。

被害者との示談交渉

広島では「顔が広い地域社会」の中で直接交渉するのは危険です。弁護士が代理人として誠実に対応することで、被害者の理解を得られるケースもあります。

不利な供述を防ぐ

警察や検察の誘導に流されないよう、取り調べでの答え方を具体的にアドバイスしてくれます。

地元事情に詳しい対応

広島の裁判所や検察の傾向を把握している弁護士なら、より現実的な解決策を提案できます。

広島での解決事例

実際に広島で痴漢事件に巻き込まれ、弁護士の介入によって解決したケースを紹介します。

  • ケース1:誤認逮捕だった会社員
    広電で痴漢を疑われ逮捕。弁護士が防犯カメラ映像を収集し、不起訴処分に。会社復帰が可能となった。
  • ケース2:酒に酔った学生のケース
    八丁堀の繁華街で痴漢容疑で逮捕。弁護士が被害者と示談を成立させ、不起訴処分で事件を終結。大学生活を続けられた。
  • ケース3:会社への影響を最小限に
    呉市で逮捕された公務員。弁護士が勤務先に説明を行い、懲戒免職を免れて減給処分にとどまった。

これらの事例からも、広島での痴漢事件は「地元に強い弁護士に頼れるかどうか」が大きな分岐点になることがわかります。

まとめ:広島で痴漢逮捕されたら、まずは弁護士に相談を

痴漢で逮捕されることは、法律的な処罰以上に、広島という地域社会での信用や人間関係に大きな影響を与えます。
しかし、初動を誤らずに地元の弁護士に相談できれば、不起訴や早期釈放といった解決策を手にすることは十分に可能です。

広島で痴漢事件に巻き込まれたら、「一人で抱え込まないこと」そして「できるだけ早く弁護士に連絡すること」。これが人生を守るための第一歩です

この記事を監修した弁護士

代表弁護士 平田裕也(ひらた ゆうや)

所属弁護士が150名程度いる大手法律事務所にて、約2年間にわたり支店長を務め、現在に至る。 大手法律事務所所属時代には、主として不貞慰謝料請求、債務整理及び交通事故の分野に関して,通算1000件を超える面談を行い、さまざまな悩みを抱えられている方々を法的にサポート。 その他弁護士業務以外にも、株式会社の取締役を務めるなど、自ら会社経営に携わっているため、企業法務及び労働問題(企業側)にも精通している。

初回相談は無料です

痴漢で逮捕された際の対応はまずご相談ください。

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