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交通事故の弁護士依頼はいつがベスト?広島の成功事例から分かる3つのタイミング

2026.01.13 弁護士コラム

交通事故に遭ったとき、「弁護士にはいつ頼めばいいんだろう」「今はまだ早すぎるかな」「もう遅いかもしれない」と、依頼のタイミングで悩む方は多いのではないでしょうか。タイミングを間違えると、適切なサポートを受けられなかったり、不利な状況に陥ったりすることがあります。

実は、弁護士に依頼するタイミングによって、受け取れる賠償金や解決までの道のりが大きく変わることがあるんです。早すぎると費用対効果が悪くなることもあれば、遅すぎると取り返しがつかなくなることもあります。広島県内でも、適切なタイミングで弁護士に依頼したことで、スムーズに高額な賠償金を獲得できた事例がたくさんあります。

この記事では、交通事故で弁護士に依頼する最適なタイミングを、事故の状況や段階ごとに詳しく解説していきます。「今すぐ依頼すべきか」「もう少し様子を見るべきか」という判断基準も分かりやすく説明するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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弁護士依頼のタイミングが賠償金額を左右する理由

    タイミングと最終的な賠償額の関係性

    弁護士に依頼するタイミングは、最終的に手にする賠償額に直接影響を与えます。これは単なる理論ではなく、実際のデータや事例からも明らかです。同じような事故内容でも、依頼のタイミング次第で結果が変わってしまうことがあるんです。

    一番分かりやすい例が、後遺障害等級の認定です。症状が固定する前、つまり治療の途中段階から弁護士がサポートしていれば、医療記録の作り方や検査の受け方について的確な助言を得られます。結果として、本来認められるべき等級をしっかり獲得できる確率が上がります。一方、症状固定後に「やっぱり等級が低い気がする」と思って弁護士を探し始めても、すでに医療記録は完成していて、修正が難しいことがあります。

    交渉の主導権も、タイミングで変わります。保険会社が最初に低い金額を提示してきた段階ですぐに弁護士が入れば、「この被害者は本気だ」というメッセージを送れます。保険会社側も最初から慎重な対応をせざるを得なくなります。逆に、被害者が一度「その金額でいいです」と言ってしまった後では、弁護士が入っても交渉の余地が狭まってしまいます。

    時効の問題もあります。交通事故の損害賠償請求権には時効があって、怪我の場合は事故から5年、物損の場合は3年です。ギリギリまで放置していると、弁護士に依頼しても時間が足りなくなることがあります。特に、裁判を視野に入れた対応が必要な場合、準備期間が必要になります。

    段階別に見る依頼タイミングの影響度

    交通事故の流れは、大きく分けて5つの段階に分かれます。それぞれの段階で弁護士に依頼した場合、影響度は異なります。

    事故直後の依頼:影響度最大 証拠保全から治療方針のアドバイス、保険会社対応まで、すべてをプロの視点でサポートしてもらえます。ただし、怪我が軽微で数週間で完治するような場合は、費用対効果の面で疑問が残ります。

    治療期間中の依頼:バランス良好 ある程度怪我の重さが分かってきて、「これは長引きそうだ」と感じた段階で依頼すれば、その後の治療方針や後遺障害への備えができます。保険会社が治療費打ち切りを言い出したときにも、すぐに対応してもらえます。

    症状固定後の依頼:やや遅めだが効果あり 後遺障害診断書のチェックや、等級認定への異議申立て、示談交渉での増額など、できることはたくさんあります。ただし、治療中の記録を変えることはできないので、その点では制約があります。

    示談交渉開始後の依頼:多くの人が選ぶタイミング 保険会社から具体的な金額が提示されて、「これは安いんじゃないか」と気づいて弁護士を探すパターンです。このタイミングでも十分に増額は可能ですが、すでに保険会社とのやり取りで不利な発言をしていないか、確認が必要です。

    見逃しがちな「機会損失」のリスク

    弁護士への依頼を先延ばしにすることで生じる「機会損失」は、意外と見落とされがちです。これは直接的な損害ではなく、「得られたはずの利益を逃す」という形で現れます。

    例えば、治療中に保険会社から不当に低い休業損害しか支払われていなかった場合を考えてみましょう。本来なら月30万円の休業損害が認められるべきなのに、保険会社が「月20万円まで」と言って、被害者がそれを受け入れてしまったとします。治療期間が6か月なら、60万円の機会損失です。後から弁護士が「本来は30万円もらえた」と言っても、すでに毎月20万円で合意してしまっている場合、取り戻すのは難しいことがあります。

    医療記録の不備も機会損失につながります。本当は事故直後から腰に痛みがあったのに、「首だけが痛い」と医師に伝えていたため、カルテに腰の記載がない。後から「実は腰も痛かった」と主張しても、事故との因果関係を証明できず、腰の分の賠償が受けられない。こういった機会損失は金額として把握しにくいですが、確実に存在しています。

    示談の機会を逃すリスクもあります。相手が個人で資力がある場合、時間が経つと財産を処分してしまったり、行方が分からなくなったりすることがあります。「あの時すぐに動いていれば」という後悔は避けたいものです。

    事故の種類別・最適な依頼タイミング

      軽傷事故のタイミング判断

      打撲や捻挫程度の軽い怪我の場合、多くの人が「弁護士は必要ないだろう」と考えます。確かに、通院が2、3回で完治するような場合は、弁護士に頼むほどでもないかもしれません。でも、「軽傷だと思っていたら、実は違った」というケースは意外と多いんです。

      軽傷事故で弁護士への依頼を考えるべきタイミングは、通院が1か月を超えた時点です。最初は「すぐ治るだろう」と思っていたのに、痛みが引かずに通院が続いている。こういう状況になったら、一度弁護士に相談してみる価値があります。通院が長引けば、それだけ慰謝料も増えますし、弁護士が交渉する意味も出てきます。

      むちうちは特に注意が必要です。レントゲンでは異常が見つからず、「軽傷」と判断されがちですが、実際には症状が長引いて後遺障害に至ることがあります。むちうちで3か月以上通院している場合は、弁護士への相談を検討すべきタイミングです。後遺障害14級が認定される可能性も視野に入れて、治療中から準備を始めたほうがいいです。

      広島市内の事例でも、「軽い追突事故だと思っていたら、首の痛みが半年以上続いて後遺障害になった」というケースがあります。最初から弁護士がついていれば、医師への症状の伝え方や必要な検査のタイミングなど、適切なアドバイスが受けられたはずです。

      重傷事故・入院を伴う場合

      入院が必要なほどの重傷事故では、依頼のタイミングは「できるだけ早く」が原則です。ただし、事故当日や翌日は、被害者本人も家族も混乱していて、弁護士を探す余裕がないことも多いでしょう。現実的には、入院後1週間から10日以内には弁護士を探し始めるのが理想です。

      重傷事故で早期に弁護士が必要な理由はいくつかあります。まず、治療費が高額になります。入院費、手術費、リハビリ費用など、すぐに数百万円に達することもあります。保険会社が治療費を直接病院に支払う「一括対応」をしてくれることが多いですが、途中で打ち切られるリスクもあります。弁護士がいれば、不当な打ち切りを防いだり、交渉したりできます。

      将来の介護費用や、家のバリアフリー改修費用なども、重傷事故では請求項目に入ってきます。こういった費用は一般の人では計算が難しいです。弁護士がいれば、過去の判例を参考にして、適正な金額を算出してもらえます。

      家族が代理で動くケースも多いです。本人が意識不明だったり、重症で動けなかったりする場合、配偶者や親が代わりに弁護士を探します。その場合でも、できるだけ早い段階で弁護士を見つけて、今後の方針を立てることが大切です。入院中から弁護士がサポートに入ることで、家族も安心して本人の看護に専念できます。

      後遺障害が予想されるケース

      後遺障害が残る可能性があるケースでは、症状固定前、つまり治療中から弁護士に依頼するのがベストです。後遺障害の等級認定は、治療中の記録が非常に重要だからです。

      弁護士に相談すべきタイミングの目安:

      • 治療開始から3か月経っても症状が改善しない
      • 痛みやしびれが続いている
      • 関節の動きが悪い、握力が落ちている
      • MRIやCTで異常所見がある
      • 複数の部位に怪我をしている

      このタイミングで弁護士に相談すれば、「今後どういう検査を受けるべきか」「症状をどう記録していくべきか」といった助言がもらえます。

      MRIやCTで異常所見がある場合は特に注意が必要です。画像に異常が写っているということは、客観的な証拠があるということです。こういったケースでは、後遺障害の等級が認定される可能性が高いので、早めに弁護士に相談して、等級獲得に向けた戦略を立てるべきです。

      複数の部位に怪我をしている場合も、弁護士の早期介入が望ましいです。例えば、首と腰の両方を痛めた場合、それぞれに後遺障害が認定される可能性があります。でも、医師への伝え方や診断書の書き方次第で、片方しか認定されないこともあります。弁護士がいれば、「両方の部位についてしっかり診断書に記載してもらってください」とアドバイスできます。

      保険会社の動きから見る依頼のサイン

        治療費打ち切りの打診があったとき

        保険会社から「そろそろ治療を終わりにしませんか」と言われたら、それは弁護士に相談すべき明確なサインです。保険会社が治療費の打ち切りを打診してくるのは、だいたい事故から3か月から6か月経った頃が多いです。

        治療費打ち切りの打診は、医学的な判断ではなく、経済的な判断であることがほとんどです。つまり、「これ以上治療費を払いたくない」という保険会社の都合です。まだ痛みがあって通院が必要なのに、「そろそろいいでしょう」と言われても、納得できませんよね。

        こういう場面では、弁護士が入ることで状況が一変します。弁護士から「医師の診断では、まだ治療が必要です。打ち切りは不当です」と主張してもらえます。保険会社も、弁護士が出てくると簡単には打ち切れなくなります。結果として、治療を継続できることが多いです。

        万が一、保険会社が強硬に打ち切ってきた場合でも、弁護士がいれば対処法を教えてもらえます。いったん自己負担で治療を続けて、後から治療費を請求する方法や、健康保険に切り替えて自己負担を減らす方法など、選択肢はいくつかあります。一人で悩んで治療をやめてしまうのが一番よくないので、打ち切りを言われた時点で弁護士に相談することをおすすめします。

        過失割合の提示に納得できないとき

        保険会社から「今回の事故は、あなたが30パーセント悪いです」と言われて、「えっ、そんなに悪くないはずだけど」と感じたら、すぐに弁護士に相談すべきです。過失割合は賠償金額に直結する重要な要素なので、納得できないまま進めるのは危険です。

        過失割合について争いがある場合、早めに弁護士に依頼することで、証拠を十分に集められます。ドライブレコーダーの映像、事故現場の写真、目撃者の証言など、時間が経つと集めにくくなる証拠もあります。事故から1か月以内には弁護士に依頼して、証拠固めを始めたほうがいいです。

        保険会社は、被害者が法律の知識を持っていないことを見越して、実際より高い過失割合を主張してくることがあります。「あなたも前方不注意でしたよね」「スピード出しすぎじゃなかったですか」といった言い方で、被害者に責任があるように誘導します。こういった不当な主張には、弁護士が法的根拠を持って反論してくれます。

        過失割合が10パーセント違うだけで、受け取れる金額が何十万円も変わることがあります。例えば、賠償金総額が300万円で、あなたの過失が20パーセントなら、受け取れるのは240万円です。でも、過失が30パーセントだと210万円になります。30万円の差は大きいですよね。納得できない過失割合を提示されたら、即座に弁護士に相談しましょう。

        示談金の提示額が予想より低いとき

        保険会社から示談金の提示があって、「思ったより少ない」と感じたら、それは弁護士に相談する絶好のタイミングです。多くの被害者が、このタイミングで初めて弁護士を探し始めます。

        保険会社の提示額が低い理由は明確です。保険会社は、任意保険基準や自賠責基準という低い基準で計算しているからです。弁護士基準で計算すれば、2倍から3倍になることも珍しくありません。でも、一般の人はそんなこと知りませんから、「こんなものかな」と思って受け入れてしまうことがあります。

        示談書にサインする前であれば、まだ間に合います。提示を受けたら、サインはせずに「少し考えさせてください」と言って、書類だけもらっておきましょう。そして、できるだけ早く弁護士に見てもらってください。弁護士が「この金額は低すぎます。弁護士基準では〇〇万円になります」と教えてくれます。

        提示額が書面で届いたら、その書類を持って弁護士事務所に行きましょう。弁護士は書類を見れば、すぐに「どこが不当に低いのか」を指摘できます。慰謝料が低い、休業損害の計算が間違っている、逸失利益が認められていない、など、具体的な問題点を明らかにしてくれます。

        やってはいけない「弁護士依頼の失敗パターン」

          示談書にサインした後の依頼

          弁護士依頼のタイミングで最悪なのは、示談書にサインした後です。これは「依頼のタイミングとして遅すぎる」というレベルではなく、「もう手遅れ」というレベルです。

          示談書には「今後、この事故に関して一切の異議を述べない」という内容が書かれています。サインした時点で、その金額で確定してしまい、後から「やっぱり納得できない」と言っても取り消せません。たとえ弁護士に依頼しても、示談が成立した後では何もできないんです。

          よくあるのが、相手の保険会社の担当者に「これで示談してください。早く終わらせたほうがあなたのためですよ」と言われて、よく考えずにサインしてしまうパターンです。後日、知人に話したら「それ、安すぎるよ。弁護士に相談したほうがいい」と言われて、慌てて弁護士を探す。でも、もう遅いんです。

          サインの重みを理解していない人も多いです。「とりあえずサインしておいて、後から変更してもらえばいいや」という軽い気持ちでサインしてしまう。でも、示談書は法的拘束力のある契約書です。一度サインしたら、基本的に変更も取り消しもできません。

          サインする前に必ずすべきこと:

          • 弁護士に書類を見せる
          • 金額が適正かチェックしてもらう
          • 納得できるまで絶対にサインしない

          保険会社とのやり取りで不利な発言をした後

          弁護士に依頼する前に、保険会社の担当者と直接やり取りしているうちに、不利な発言をしてしまうことがあります。こういう発言は後から覆すのが難しく、弁護士が入っても交渉が不利になることがあります。

          よくある不利な発言の例をいくつか挙げてみます。「この金額で大丈夫です」と一度言ってしまうと、後から「やっぱり納得できない」と言っても、保険会社は「あなた、大丈夫って言いましたよね」と反論してきます。「もう痛みはありません」と言ってしまうと、後から「実はまだ痛い」と主張しても信用してもらえません。

          過失割合についても、うっかり不利な発言をしてしまうことがあります。「私も悪かったです」と認めてしまうと、保険会社はそれを記録に残します。後から「いや、私は悪くない」と主張しても、「あなた、悪かったって認めましたよね」と言われてしまいます。

          こういった失敗を避けるためには、保険会社とのやり取りは最小限にして、早めに弁護士に依頼することです。弁護士が入れば、保険会社とのやり取りはすべて弁護士が代行してくれるので、あなたが不利な発言をするリスクはなくなります。

          時効直前の駆け込み依頼

          交通事故の損害賠償請求権には時効があります。怪我の場合は事故から5年、物損の場合は3年です。この期限が迫ってから慌てて弁護士に依頼しても、十分な対応ができないことがあります。

          時効直前の依頼で困るのは、時間が足りないことです。裁判を起こすには、訴状を作成したり、証拠を集めたり、準備に時間がかかります。時効まで1か月しかない状態で依頼されても、弁護士もできることが限られてしまいます。急いで裁判を起こして時効を止めることはできますが、十分な準備ができないまま進めることになります。

          なぜこんなギリギリになるまで放置してしまうのか。理由はいくつかあります。「そのうち相手が払ってくれるだろう」と期待していた。「面倒だから後回しにしていた」。「時効があることを知らなかった」。どんな理由であれ、時効が成立してしまえば、もう請求できません。

          時効を避けるための心がけ:

          • 事故から1年以内には弁護士に相談する
          • 時効の期限をカレンダーに記録しておく
          • 長期化しそうなら早めに裁判の準備を始める

          今すぐ弁護士に連絡すべき緊急ケース

            相手が無保険または行方不明の場合

            相手が任意保険に入っていない、または事故後に連絡が取れなくなった場合は、一刻も早く弁護士に依頼すべきです。これは緊急性の高いケースです。

            相手が無保険の場合、賠償金を回収するのが非常に難しくなります。保険会社が間に入らないので、相手本人に直接請求することになります。でも、無保険の人は経済的に余裕がないことが多く、「お金がないから払えない」と言われることもあります。

            こういうケースでは、弁護士が相手の財産を調査したり、給与の差し押さえを検討したり、法的手段を使って回収を図ります。でも、時間が経つと相手が財産を隠したり、仕事を辞めて行方不明になったりするリスクがあります。だから、できるだけ早く弁護士に依頼して、回収の手を打つ必要があるんです。

            自賠責保険への請求も、弁護士がサポートしてくれます。自賠責保険は最低限の補償しかありませんが、無保険の相手からは何ももらえないよりはましです。自賠責保険への請求手続きは複雑なので、弁護士に任せたほうが確実です。

            相手が高圧的・脅迫的な態度を取る場合

            事故の相手が高圧的だったり、脅迫めいたことを言ってきたりする場合も、すぐに弁護士に依頼すべきです。こういう相手と直接やり取りするのは、精神的に大きな負担になります。

            「お前が悪いんだから、治療費なんか払わないぞ」「訴えてやる」「会社に乗り込むぞ」といった脅し文句を言われたら、恐怖を感じますよね。こういう相手には、弁護士を立てて、以後の連絡はすべて弁護士を通すようにすることが大切です。

            弁護士が入れば、相手も態度を改めることが多いです。弁護士という法律の専門家が出てくれば、「下手なことは言えない」と考えるからです。それでも高圧的な態度が続くなら、弁護士が警察に相談したり、脅迫罪で刑事告訴を検討したりすることもできます。

            あなたの安全と精神的健康が最優先です。怖い思いをしながら相手と直接やり取りする必要はありません。すぐに弁護士に依頼して、すべて任せましょう。広島県内でも、相手の脅迫的な態度に悩んでいた被害者が、弁護士に依頼したことで安心して日常生活を取り戻せた事例があります。

            複雑な事故状況で責任が明確でない場合

            事故状況が複雑で、どちらが悪いのか明確でない場合も、早めに弁護士に依頼すべきです。こういうケースでは、証拠の収集と分析が非常に重要になります。

            例えば、交差点での出会い頭の事故で、双方が「自分は青信号だった」と主張している場合。こういうケースでは、目撃者の証言、防犯カメラの映像、ドライブレコーダーの記録など、あらゆる証拠を集めて分析する必要があります。一般の人が自力で

            やるのは難しいです。

            複数の車が絡む多重事故も複雑です。A車がB車に追突し、その衝撃でB車がC車に追突した、といったケース。この場合、誰がどのくらい悪いのか、損害はどう分担するのか、法的な判断が必要になります。

            弁護士は、事故状況を詳しく調査して、過去の判例と照らし合わせながら、あなたに有利な主張を組み立ててくれます。事故鑑定の専門家に依頼して、科学的な分析をしてもらうこともあります。こういった対応は時間がかかるので、早めに依頼して準備を始めることが大切です。

            弁護士に相談だけするタイミング

              事故直後の無料相談の活用

              弁護士に「依頼」するのはハードルが高いと感じても、「相談」だけならハードルは低いですよね。多くの法律事務所では、交通事故の初回相談を無料にしています。この無料相談を、事故直後に活用する方法があります。

              事故直後に弁護士に相談すれば、「今後どう対応すればいいか」「どんな証拠を集めればいいか」「医師にはどう症状を伝えればいいか」といったアドバイスがもらえます。これだけでも、後々の交渉で大きな差が出ることがあります。

              相談した結果、「今はまだ弁護士に正式に依頼する必要はありません。〇〇の段階になったら、また連絡してください」と言われることもあります。それはそれでOKです。プロの意見を聞いて、今後の方針を立てられたわけですから、相談した価値は十分にあります。

              弁護士費用特約があれば、相談料も保険でカバーされるので、さらに気軽に相談できます。「とりあえず話だけでも聞いてもらおう」という軽い気持ちで相談してみてください。

              治療中に気になることがあったとき

              治療中に「これって普通なのかな」「保険会社の言っていることは正しいのかな」と疑問に思ったら、そのタイミングで弁護士に相談するのもいい方法です。正式に依頼するかどうかは、相談してから決めればいいんです。

              例えば、保険会社から「週2回までしか通院を認めません」と言われたとき。本当にそうなのか、もっと通院したほうがいいのか、判断がつきませんよね。弁護士に相談すれば、「いいえ、症状によっては週3回以上の通院も認められます」といった情報を教えてもらえます。

              医師が後遺障害診断書を書いてくれないときも、弁護士に相談するタイミングです。「症状固定と言われたけど、まだ痛みがある」「診断書を書いてくださいと頼んだけど、断られた」。こういう場合、弁護士に相談すれば、医師への説得方法や、別の医師を探す方法を教えてもらえます。

              相談だけで解決することもあります。弁護士からアドバイスをもらって、自分で対応したら問題が解決した。その場合、正式に依頼する必要はなく、相談料だけで済みます。困ったときは、まず相談してみることをおすすめします。

              示談交渉前の金額チェック

              保険会社から示談金の提示があったら、サインする前に必ず弁護士にチェックしてもらうことをおすすめします。これは「相談」のタイミングとして最適です。

              書類を持って弁護士事務所に行けば、弁護士は「この金額は妥当です」または「この金額は低すぎます」と教えてくれます。妥当だと言われれば、そのまま示談すればいいです。低すぎると言われたら、正式に依頼して交渉してもらえばいいんです。

              この「示談前チェック」は、多くの弁護士事務所で無料または低料金で対応してくれます。30分程度の相談で済むことが多いので、気軽に利用できます。弁護士費用特約があれば、もちろん無料です。

              「弁護士に見せたら、サインするなって言われるかもしれない。でも、もう保険会社には『検討します』と言ってしまった」と心配する人もいます。大丈夫です。「家族と相談した結果、もう少し検討したい」と言えばいいんです。保険会社も、無理にサインさせることはできません。

              まとめ

                交通事故で弁護士に依頼するタイミングは、事故の状況や怪我の程度によって変わります。重傷事故や後遺障害が予想されるケースでは、できるだけ早く依頼することで、後々有利に進められます。軽傷事故でも、通院が長引いたり、保険会社の対応に疑問を感じたりしたら、そのタイミングで相談を検討しましょう。

                絶対に避けるべきは、示談書にサインした後の依頼です。これは手遅れです。サインする前に必ず弁護士にチェックしてもらうことが重要です。また、保険会社から治療費打ち切りの打診があったときや、過失割合に納得できないときは、すぐに弁護士に相談すべき明確なサインです。

                弁護士費用特約があれば、費用を気にせず早めに相談できます。特約がない場合でも、初回相談は無料の事務所が多いので、まずは相談だけでもしてみることをおすすめします。「今、弁護士に依頼すべきか」を弁護士に聞けば、プロの視点から適切なアドバイスがもらえます。

                適切なタイミングで弁護士に依頼することで、適正な賠償金を受け取り、精神的な負担も軽減できます。一人で悩まずに、まずは専門家に相談してみてください。

                この記事を監修した弁護士

                代表弁護士 平田裕也(ひらた ゆうや)

                所属弁護士が150名程度いる大手法律事務所にて、約2年間にわたり支店長を務め、現在に至る。 大手法律事務所所属時代には、主として不貞慰謝料請求、債務整理及び交通事故の分野に関して,通算1000件を超える面談を行い、さまざまな悩みを抱えられている方々を法的にサポート。 その他弁護士業務以外にも、株式会社の取締役を務めるなど、自ら会社経営に携わっているため、企業法務及び労働問題(企業側)にも精通している。

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