熟年離婚で退職金と年金分割を確保|30年の婚姻生活を適正に清算
「退職金は自分のもの、分与は預金の半分のみ」→退職金を含め約1800万円+年金分割0.5
広島県廿日市市の60代女性が、夫の退職金を含む財産分与約1800万円と年金分割0.5を調停で確保し、30年の婚姻生活を清…
60代女性/広島県廿日市市
事例を読むcolumn
弁護士コラム
離婚訴訟は感情的にも経済的にも負担が大きい手続きです。話し合いや調停で解決できず、裁判に持ち込むとなれば、弁護士費用や証拠集め、裁判所への支払いなど、さまざまなお金が動きます。
多くの人は「まず勝つこと」が頭に浮かびますが、勝っても手元に残る金額がマイナスになってしまうケースは意外とあります。だからこそ、訴訟の全体像とお金の流れを事前に理解しておくことが重要です。
弁護士に相談することで、解決への道筋が見えてきます。
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離婚訴訟にかかる費用は、大きく分けると以下の3つです。
訴状を提出する際に必要なのが「収入印紙代」です。
また、郵券代(裁判所から相手や証人へ書類を送付する切手代)も必要で、これは裁判所によって異なりますが5,000〜1万円程度が一般的です。
弁護士費用が離婚訴訟の中で最も大きな出費になるケースが多いです。
相場は以下の通りです。
事務所によってはタイムチャージ制を採用している場合もありますが、報酬率が高くなることがあるため注意が必要です。
離婚訴訟では証拠がすべてと言っても過言ではありません。
証拠は多ければ多いほど良いわけではなく、裁判所で有効と認められる証拠を集めることが重要です。
ケースA:短期間で終了する場合
ケースB:争点が多く長期化した場合
収入や資産が一定以下であれば、弁護士費用を立て替えてくれる制度があります。無利息・分割払いが可能です。
LINEやメール、日記、写真など、自分で用意できる証拠は極力自分で集めましょう。
親権・慰謝料・財産分与など、すべてを争うと長期化・高額化します。譲歩できる部分を見極めることが大切です。
弁護士費用は着手金は契約時に一括、報酬金は判決や和解成立後に支払うのが一般的です。
事務所によっては分割払いに応じてくれる場合もありますが、契約前に確認しましょう。
費用面でよくある失敗が、「感情的に争いすぎて結果的に損をする」ことです。
例えば、慰謝料100万円を得ても弁護士費用が120万円かかったら、赤字になります。
費用対効果を冷静に計算する視点が不可欠です。
離婚訴訟は、お金も時間も精神力も消耗します。ですが、正しい知識と準備があれば、無駄な出費を抑えつつ有利に進められます。
この3つを意識すれば、経済的ダメージを最小限に抑えられます。
必要に応じて信頼できる弁護士に早めに相談し、自分に合った戦略を立てて進めましょう。
この記事を監修した弁護士
代表弁護士 平田裕也(ひらた ゆうや)
広島弁護士会所属/弁護士登録番号 第57063号
所属弁護士が150名程度いる大手法律事務所にて、約2年間にわたり支店長を務め、現在に至る。 大手法律事務所所属時代には、主として不貞慰謝料請求、債務整理及び交通事故の分野に関して,通算1000件を超える面談を行い、さまざまな悩みを抱えられている方々を法的にサポート。 その他弁護士業務以外にも、株式会社の取締役を務めるなど、自ら会社経営に携わっているため、企業法務及び労働問題(企業側)にも精通している。
平田弁護士について
おりづる法律事務所にお寄せいただいたご相談をもとに、離婚の解決事例をご紹介します。
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